基礎スキル|管理力:想定し、準備するチカラ

基礎スキルの方程式

[管理]=[リスク想定]×[事前準備・対処]

「あなたは、管理される人材になりたいですか?」
と聞くと、多くの人は「管理されたくない」と答えます。

「じゃあ、自分のことは、自分で管理しようね」と、言うと「はい!」と答えます。

そこで
「ところで、管理、ってどういうこと?」
と質問を重ねると
「管理・・・?う~ん?」
と、なかなか明確に答えることができないはずです。

日常、頻繁に使っている「管理」という言葉を説明できる人は少数派です。

そこで登場するのが「管理力の方程式」です。

例えば「現金管理」。
想定されるリスクは「盗難」、事前対策は「金庫」という具合です。

「顧客管理」ならば
「(想定)他社に浮気されるリスク」に対して「(準備・対処)コマメにコミュニケーションを取る」となります。

まずは「リスクを想定できるかどうか?」が重要です。
リスクの想定ができない人は「申し訳ありません、想定外でした」と頭を下げることが頻発します。

反対に、リスクは想定されていたのに、
横着して、事前準備や事前対策を講じていなかった、という場合もあります。

単純な話「雨が降るのは分かっていたが、傘を忘れた」と、本質的には同じなのです。

この方程式が無ければ
「ちゃんと、管理しとけよ!」
という号令しかかけられず
「想定が苦手」
「準備・対策が苦手」
「両方が苦手」
という人の症状に応じた指導ができず、
結果、リスクが顕在化する、ということが起きがちです。

つまり、皮肉なことに「指導する側が、リスクを想定して、事前に指導できていなかった」というオチが付いてしまうのです。

方程式にあるように「管理」とは
「想定されるリスクに対して事前に準備・対策を講じる」ということです。

この方程式に沿ったコミュニケーションは
「管理って、どういうことかわかったね?」
「はい、リスク想定と、事前準備・事前対策です!」
「そうだね、じゃあ、君の自己管理について説明してくれるかい?」
と、質問すると
「飲み過ぎた翌日、遅刻して、皆さんに迷惑をかけるリスクが想定されます」
「だから・・・?」
「出勤の前日は、禁酒します!」
という会話になるのです。

つまり「管理」という言葉を通じて「あらゆるリスクを想定する」という重要性への理解が深まります


PAGE TOP