「課題を解決する」の本質的な意味

課題発見力

課題発見の方程式は、「あるべき姿」と「現状」のギャップが「課題」であるので、「あるべき姿」を具体的にイメージし、言語化することが重要と説いています。

課題が発見できれば、それを「解決」しなければなりませんが、この「課題解決」に多くの誤解や勘違いがあります。

例えば・・・

「出来上がったラーメンが熱くない」→「電子レンジでチンしよう」

一見、課題が解決されたように見えます。

しかし「全く解決できていません」。

なぜなら「再発の危険性」があるからです。

再度「熱くないラーメンが出てくる」危険性があります。

そうすると、常に「電子レンジでチン」を繰り返す、ということになります。

つまり・・・

誤)[あるべき姿:熱いラーメン]-[現状:ぬるい]=[課題:熱くする]→解決方法=電子レンジでチン

正)[あるべき姿:常に熱いラーメンが出てくる状態]-[現状:ぬるいラーメンが出てくる時がある]=[課題:???]

違いがわかりますか?

前者(誤)は、「その場しのぎ」なのです。
後者(正)は、「再発防止」です。

この例の場合、
・本来、常に熱いラーメンが出てくる状態でなければならないのに
・時々、ぬるいラーメンが出てくることがある
・その原因、理由は何か?
この「原因」「理由」を発見しなければならないのです。

例えば・・・
・設備上の問題で、時々火力が弱くなる・・・設備改善
・作る人によって「熱い」のレベルが違う・・・熱さの標準化ルール
・出来上がってから、配膳する時間にムラがある・・・オペレーションの改善
という具合です。
この、本当の原因や理由を明確にしなければ、常に「チン」を繰り返すことになってしまいます。

これらの検討の結果「チン」が、最善策という場合もあるかもしれません。

しかし、至るプロセスが全く違います。

「課題発見」の意味を再度確認してください。

(追伸)

「害虫駆除の方法を考えるのではなく
 そもそも害虫が出てこない方法を考える」


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