相談事例|リーダー|部下は、勝手に育ったのか?それとも自分が育てたのか?

相談事例|リーダー

人材育成の現場において、自信が持てないリーダーからのご相談。

育てている実感を得られないという件で、良い方に捉える訓練をしていく「自分のおかげと思う」との事でしたが、正直具体的に思い付くことがございません。
これはもう意識するしかないものでしょうか。

「部下は、勝手に育ったのか?」それとも「自分が育てたのか?」というまるで禅問答のようなテーマですね。
このエピソードは、あくまでも、私自身の意識をご紹介したまでで、誰にでも「そうすべき」とお勧めしていることではありません(笑)。

タイトル通り、優秀な部下で、自分が関与しなくても、自助努力でどんどん成長する人がいます。
私自身、横柄な若者だったころ(今も?:汗)、自分の成長について「自分が努力しているからだ!」と、それはそれは身勝手に考えていた時期があります。
「これだけ努力、勉強しているのだから、自分が成長するのは当たり前!」と。

お恥ずかしいことですが、若気の至り、です。

でも、よく考えて下さい。

今の自分があるのは、良くも悪くも、生まれてから育ててくれた両親や家族の影響がない訳がありません。
社会の中で生活をしていて、一人で成長することの方が不可能です。
誰かの影響を受けながら、人格がや能力は育まれていきます。

そう考えると、良し悪しは別にして、部下の成長に必ず影響しているはずなのです。

部下が成長できないのは、自分にも責任がある、と思うなら、
部下が成長したら、自分にも貢献があるのです。

そう思うことが「育成責任」を正しく受け止めることに繋がります。

つまり、片方だけじゃないのです。

「部下の成長は、私のおかげ!」と一見、傲慢に見えるかもしれませんが、裏返すと「部下が成長しないので、私の責任」ということです。

イジワルな見方をすると「私のおかげ!」と自慢できないリーダは、実は、育成責任が希薄なのです。

そんな思いが「自分のおかげと思う!」の真意です。

いかがでしょうか?


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