相談事例|リーダー|協働 – 異性の部下や年下の上司とのコミュニケーション方法

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協働 – 異性の部下や年下の上司とのコミュニケーション方法」について、興味深いご相談を頂きました。

私のような「昭和人間」には、想像もしていなかった職場環境の変化があります。
威圧的に強制力を持って接する、なんていう時代ではありません。
「昔は違った」「今は違うんだ」とボヤいてみても、何の解決にもならず、私なりに悩んだことがあります。
異性とか年齢とかではなく「価値観の違う人との協働」です。

部下が全員女性であり、コミュニケーションに悩んでおります。
女性の部下に対する有効な方法がございますでしょうか?
異性や年上の上司とのコミュニケーション方法の研修をお願いします。

協働のため、上司・部下を全肯定する

私が若い頃は「パワハラ」「セクハラ」なんて言葉はなく、学校でも先生の「鉄拳制裁」が咎められなかった時代に、それを当たり前と育った私の世代には「お手上げ」という場面が何度もありました。

とはいえ、ビジネスパーソンとして「成果」を求められるわけであって、なんとかチーム内で上手に振る舞わなければなりません。
愚痴ってボヤいている場合ではありません。

私が行ったのは「相手の全肯定」です。

どうしても違う世代の考えや行動を受け入れられず、感情的には「全否定」しているにもかかわらず、です。
なので、相当のストレスを抱えながらのアクションでした。

部下を全肯定し、理解を示していると、周りからは「ご機嫌をとって、甘やかしているだけだ」と非難されることもありました。

上司を全肯定し、理解しようと努力していると「よく、あんなオヤジについていけるな!」とため息をぶつけられることもありました。

しかし、そんな非難する人が、解決策を持っているわけではなく、狭い心から生じる「負けん気」であることもよくわかりました。

自分のことを理解してほしいなら、まず、相手を理解することからです。
そして感情的には全否定しながらも、行動的には全肯定。
悪く言うと、相手のことを騙しているだけ。

嘘も方便

その経験から、全体の最適解を得るためにはウソをついてでも前に進める、ということを学びました。

自分の中の「狭い心から生じる意地やプライド」を捨てて、その先にある「成果」を求めました。

「目の前の意地やプライドを守っても、成果が得られない方が、カッコ悪い!」という考えに至ったからです。

今になって、冷静に観察できるようになりましたが、成果が出ていないリーダー、ビジネスパーソンの多くが、この「狭い心から生じる意地やプラウド」に囚われていることがよくわかります。

まずは、相手を理解し、尊重することです。
そうすると、相手も自分のことを理解し、尊重してくれることが多くなります。

つまり、両者に道筋ができ始めるのです。

理解し合い、尊重し合い、協働できる環境作り

自分の価値観や考え方を伝えるのは、この道筋が出来てからです。
道筋があると、スムーズに流れるようになります。

老若男女、世代や価値観が違っても、お互いに理解し合い、尊重し合い、協働できる環境を作るために、非常に大切なことと思います。

もちろん、現実は、そんなに甘くなく、辛く、腹立たしい場面を経験することもありますが、それは「難易度が上がった」と、自分に言い聞かせ、さらにレベルの高い道筋作りに努力する、そんな心構えが必要なんだ、と経験的に「理解」「納得」「行動」し、今は「習慣」とすることが出来ました。

さて、参考になったかな・・・。


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