相談事例|リーダー|リーダーのセルフチェック・・・自分の成長を何で測るか?

相談事例|リーダー

リーダー研修の受講生からのご相談です。

成長の実感が得られないと、漠然とした不安や心配に襲われることってありますよね。
この相談をくれたリーダーは、成長意欲があるがゆえに、このような不安を持っているのだと思います。
少しずつでもいいから、いや、むしろ、少しずつ日々成長している実感を得れば自信にもつながり「善循環」の弾みがつくと思います。
さて、リーダーは、成長を何で測ればいいのでしょうか?

自分の成長を何で測るか?

一般職の時は、自分がどこに位置しているか掴みやすかったのですが、
管理側になると、自己の目標ではなく組織全体の数値をバロメータとするため、
どうしても自分の位置が計りづらいため、
本当に成長できているのか日々悩んでおります。
堀井先生はどのようなことをバロメータに自身の成長を計られておりますでしょうか。

成長を測る道具を持つこと

自分の成長を実感できないときは「測る道具」を持っていないからです。
「長さ」を測るには「物差し」を使います。
「重さ」を測るには「秤(はかり)」を使います。

つまり「何を測るか?」をはっきりしなければ、道具を選ぶことができません。
「長くなること・短くなることが成長」ならば「物差し」、
「重くなること・軽くなることが成長」ならば「秤」ですよね?

「自分が、どのように変化すれば成長なのか?」を明確にしなければなりません。
そして、その「変化」を測るための道具を選べば良いのです。

リーダーとしての成長は何か?

私は、ズバリ「リーダーの方程式」だと思っています。

リーダーの方程式:リーダーの成果=ミッション実現+人材育成

リーダーの役割、つまり求められる成果は、
・チームの目標を達成・実現すること、
・そのプロセスを通じて、チームメンバーを育てること
の二つです。

(1)目標に対して、何合目まで進んでいるか?
(2)メンバーは、計画通りに成長しているか?

この2点で測ればどうでしょうか?

目標に対して、何合目まで進んでいるか?

特に努力もせずに実現できる目標であれば、そもそも成長する必要がありませんから、この場合、論外です。

今の力量では、実現しえない、困難な目標であれば、それをクリアするために、様々な努力をします。
結果、実現できなかった、としても、そのプロセスで、新しい発見、新しい気付き、新しい知識、経験・・・。
様々な「新しい何か」を掴むはずです。
それを振り返り、整理するだけでも成長を実感できるのではないでしょうか?
もちろん、実現できれば、達成感や満足感を得て、その結果、自信もつきます。
自信が大きくなる、すなわち成長です。

このような考え方はどうでしょうか?

メンバーは、計画通りに成長しているか?

さて、二つ目は「人材育成」です。
人材育成は、リーダーにとって最も大切な仕事です。

人材育成のスキルを磨く、最も効果的な取り組みは
「人事評価に真剣に取り組む」ということです。

人の評価は、本当に難しものです。
ましてや、点数化して、ランキングするなど、真剣に取り組んだ者にしか、分からない難易度の高い仕事です。
多くの場合、その結果が、メンバーの給与や賞与を決め、その給与や賞与で生活している、その人の家族にまで影響する、非常に責任の重い仕事でもあります。

リーダーの人材育成力は、チームメンバーの人事評価の点数を上げることで測ることができます。
「自然増」ではなく、自分が関わることで、より高い点数=目標にまで導く、という仕事が「人材育成」です。

「忙しいから、部下のことを細かく、丁寧に見る暇がない」と、いうリーダーに出会うことがあります。
「本末転倒」です。こんなに大切・重要な仕事のための時間を創出していない、ということです。

改めて「人事評価」に取り組んでみてください。
その「精度」こそがあなたのリーダーとしての成長になるはずです。

まとめ

リーダーは、

  • リーダーは、自分の役割=目標=成果を文章化すること
  • チームのミッション実現度・達成度で成長を測れ
  • チームメンバーの成長ことが自分の成長であることを自覚せよ

是非、参考にしてみてください。


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