相談事例|リーダー|武士は食わねど高楊枝~リーダーの覚悟

相談事例|リーダー

仕事が増えてくると、部下から同時にいくつもの質疑応答があるのですが、余裕が無くなると、焦り等が顔に出てしまいます。
チームの上に立つ立場の人間が焦ると、ついて来てくれている人も焦りや不安を感じてしまうかと思います。

「武士は食わねど高楊枝」・・・古いことわざです。
武士は、たとえ貧しい境遇にあっても、貧しさを表に出さず気位を高く持って生きるべきだという例えです。
いわゆる「やせ我慢」ですが、それによって武士の威厳を保つ、というイメージです。

ニュアンスは少々違うかもしれませんが、リーダーに求められる大切な心構えと思います。

チームや組織の上に立つものは、最も影響力のあるムードメーカーでもあります。
上に立つものは「喜怒哀楽」は「演技」でよいと思います。
もっと言えば「演技しなければならない」と思います。
その為の「セルフコントロール」は、スキルの一つです。

極論の例えですが・・・
 大切な人を亡くしたとき、心の底から悲しく、
 他のことを全く考えることができないくらい、
 打ちひしがれて・・・
 そんな時でも、リーダーは、
 それをこれっぽっちも見せることなく
 普段と何ら変わらない表情、行動、発言。
 知っている人から見れば
 大切な人を亡くしたのに
 悲しい顔もせず、冷たい人だ・・・
 と思われるくらい。

賛否両論あるかもしれませんが、
組織の上に上がれば上がるほど、
「公私」の「公」つまり「私」のウエイトが小さくなっていきます。
それが「上に立つものの責任」であり「覚悟」を必要とされるのです。

厳しいかもしれませんが、
部下を持つ、とは、そういうことなのです。


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