相談事例|一般|仕事が楽しいので、もっと残業したいのに・・・。

相談事例|一般

ある受講生から寄せられたご相談。

今の仕事は定時で終わる量ではなく毎日残業しています。
でもその仕事はやりがいがあり、楽しく、毎日残業で何時間残ろうとも飽きません。
ですが、いくら本人が楽しく残業が苦にならなくても、残業量が一般的というものを超えると
第三者(世間)の厳しい目が光り出して会社のためにもよくないんじゃないかと不安になります。
極端と言われればそれまでですが
「残業量を気にせず今日の仕事を当たり前に行う」のと
「残業をしないように明日へ先延ばしに業務を行う」
どちらがよいのでしょうか。

ご相談の件については、業務の内容に応じてケースバイケースで判断すべき、です。
二者択一の話ではありません。

最近「働き方改革」など、文字通り「働き方」についての話題をよく見かけます。

私は、残業を考えるとき、業務を二つに分けます。
1つは「仕事」もう1つは「作業」。

「作業」というのは、決まった方法で反復継続するような業務です。
「仕事」というのは、例えば、その「作業」をいかに効率よく、生産性よく処理する方法を考え出す事、
というイメージです。

「作業」は、原則として「残業」すべきでない、と思っています。
「残業」しなくても良いように、その方法を考える「仕事」は、大いに残業すべき、とも思っています。

だから「作業を担当する人」が、残業しなくても良いように「作業プロセスを考える人」が、残業してでも、一日でも早く、最適な方法を考え出すべき、と思います。
言い換えれば「作業を担当する人」が、無理な残業しているのは「考える人」に責任がある、と思っています。

だから部下を叱るときも
「なぜ、残業しているんだ!」ではなく
「なぜ、残業をさせているんだ!」です。

話は変わりますが、私は若い頃、睡眠時間を犠牲にしてでも仕事をしていました。
仕事の量と成長スピードがリンクしていることを実感していたからです。
とにかくたくさんの仕事をこなすことが、経験の量になり、どんどん自分が成長できているという実感です。
仕事をしていないと「ウサギと亀」じゃないですが、置いて行かれる、という漠然とした不安や心配を感じました。
そんな不安や心配をするくらいなら、仕事をしている方が安心でした。
他にやりたいことがあるときは、週休3日が欲しくて、月~木の4日で「やりきる」工夫もやりましたが、その結果は、一日15時間×4日=60時間/週でしたね(笑)

最近、プレミアムフライデーとか、ワークライフバランス、という言葉を聞くことがありますが、ほとんどの仕事は「経験した量」とスキルが連動しています。
3年分の仕事を定時勤務で3年かけるより、残業をしてでも3倍の仕事をして、1年で経験する方が「お得」と思っています。

主体的に自ら積極的に仕事をしている人は「残業」という感覚はありません。
能動的に誰かの依頼によって仕事をしている人は「やらされ感」を元にした「残業」感覚が大きいのだと思っています。
中長期的に成長し、豊かなビジネスライフを楽しんでいる人の多くは確率的に前者です。
私は前者がお得と考えるタイプなのです。

誤解があれば、まずいので、念のために書いておくと、
これは、自分が成長するために考え至ったことであり
かといって、それを誰かに強制するような話ではありません。

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